タマバエ科

 双翅目タマバエ科に属する、小さな蚊のような昆虫。植物に虫えい(=虫こぶ)を作るものの他にも、捕食性のもの、腐植食性のもの、菌食性のものなどがいる。

 形態的な特徴には、成虫は数珠状の細長い触角(6〜40節)をもつことと単眼をもたないこと(複眼のみある)、そして翅脈の少ない(4〜5本の縦脈しかない)ことが挙げられる。幼虫に関していえば、ブナやヨモギに虫こぶを作るもの以外は、3齢幼虫やまれには2齢幼虫に「胸骨」とよばれるY字型のものがある(湯川・桝田, 1996)のが特徴。

 人々の暮らしに身近なものとして、例えば「ダイズサヤタマバエ」は作物の害虫として知られる。

青葉山におけるタマバエの住処(虫こぶ名 → )
イヌツゲメタマフシ クワハミャクコブフシ
クマノミズキハミャクフクレフシ シラキメタマフシ
スギハタマフシ タンナサワフタギメフクレフシ
ブナハフクレフシ ブナハウラコブフシ
ブナハウラコメツブフシ ブナハタマフシ
ブナハツノフシ ヤマフジハフクレフシ
ヤマハギハトジタマゴフシ アオキミフクレフシ
ヤブコウジミ???フシ リョウブハタマフシ
エゾイタヤハクボミフシ
参考・引用文献: 湯川淳一・桝田 長(1980)『日本原色虫えい図鑑』/pp.562/全国農村教育協会
須田孫七(1970)『昆虫の事典』/pp. 491/東京堂出版
三橋 淳(2003)『昆虫学大事典』/pp. 1200/朝倉書店