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環境学習


バタフライガーデンのつくりかた 〜吸蜜植物〜


成虫の餌となる吸蜜植物を用意する

 どんなチョウがいるかだいたいわかったところで、今度はそのチョウの好きな花を用意してみましょう。どんな種のチョウも、花であればなんでも構わず吸うというわけではありません。それぞれ種類によって好きな花があります。

 ここでは、大きく科ごとに分けて好まれる傾向のある花を紹介します。種によってはそれらを好まないものもいますが、おおよその目安として参考にしてみてください。

アゲハチョウ科

ツツジ類、アザミ類、ランタナ、クサギなど

シロチョウ科

ハルジオン、ヒメジョオンシロツメクサ、ハギ類など

シジミチョウ科

シロツメクサアカツメクサ、ハギ類、ヒメジョオンなど

タテハチョウ科

アザミ類、フサフジウツギキク科植物など

セセリチョウ科

タンポポ、スミレ類、アザミ類、ヒメジョオンなど

 花の好みは色によるものもあり、アゲハチョウ科、タテハチョウ科は赤や紫の花を、シロチョウ科、シジミチョウ科、セセリチョウ科は白や黄の花を好む傾向にあります。様々な色の花を用意して、どれによく寄ってくるか観察してみるのも面白いでしょう。

 宮城教育大学バタフライガーデンで多種のチョウに好かれる花があります。それは「フサフジウツギ(ブッドレア)」です。バタフライブッシュとも呼ばれ、多くのチョウが吸蜜に訪れます。白、紫、黄の3色ありますが、1番人気は紫のようです。

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 チョウを呼ぶのに特に効果的な花:ブッドレア、バーベナ、ランタナ、ヤブガラシ

 ただし、ヤブガラシはその名の通り薮を枯らすほどはびこるため、植えるには工夫や適切な管理が必要です。


 花以外に集まるチョウ

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 全てのチョウが吸蜜をするわけではなく、花以外に集まる種もいます。左は樹液、右はバナナに集まっている様子です。これらは山地性のタテハチョウの仲間に多く、腐果、樹液、獣糞に集まって吸汁します。これらの種を呼びたい場合は、熟した果実を餌台などに置いておくとよいでしょう。

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